エプソム マレーシアの寮生活|ハウスコミュニティの形成

ウィルソン寮において、「コミュニティ」とは友情、支え合い、そして責任の共有を意味します。共に生活することで、尊重と信頼が育まれ、帰属意識が生まれます。社会的・情緒的な成長を促すと同時に、まるで「家」のように感じられる空間をつくっていくのです。しかし、コミュニティは偶然にできるものではありません。では、新しい寄宿舎でコミュニティをどう築いていくのでしょうか?
まず最初のステップとして、ウィルソン寮のヘッドおよび副ヘッドを任命しました。彼女たちはリーダーとして、寮生全体に支援と指針を提供し、ポジティブな雰囲気を醸成しながら、模範を示し、全員が受け入れられていると感じられるようにします。思いやりと尊重にあふれたコミュニティを築くために欠かせない存在です。
エプソムはこのたび、Mailyn L. をウィルソン寮のヘッドに、Kayla C. を副ヘッドに任命することを嬉しく発表します。おふたりの生徒に心からお祝い申し上げます。


また、ウィルソン寮内でのつながりを深めるため、「クラブ」と呼ばれる5つの小グループも設立しました。クラブには、Year 7から12までの通い生とボーディング生が混在しており、年下の生徒へのメンタリングや、親しみのある競争が促進されます。週ごとに、メリット、部屋のチェック、クイズナイトなどの寮内活動をポイントとして記録し、学期末に最も得点の高いクラブがクラブ・チャンピオンとして表彰され、賞が授与されます。
生徒たちのコミュニティだけでなく、ウィルソンには素晴らしいスタッフも揃っています。マトロン、レジデンシャルスタッフ、学習チューター、清掃スタッフなどで構成されたこのチームは、生徒にとって安心で温かく、理解される環境を作る要です。スタッフが連携し合うことで、全員が「ここに属している」と感じられる、真の一体感が生まれます。
こうした取り組みは一見小さな一歩に見えるかもしれませんが、私たちボーディングチームは、生徒たちが大切にされていると感じ、安心してつながりを築ける環境づくりに尽力しています。ウィルソン寮が始まって4ヶ月、ここまでの進歩を誇りに思うとともに、今後ますます活気と支え合いにあふれたボーディングコミュニティへと成長していくのが楽しみです。
Mrs Hannah Redwood-Loud
Housemistress of Wilson