エプソム生が語る、Y7・Y8によるサンダカン研修旅行

私たちYear 7とYear 8の生徒は、ボルネオ島のサンダカンへ、とてもワクワクする研修旅行に行ってきました!

この旅では、チームワーク、自然、そして野生動物の保護について多くを学びました。

毎日が新しい体験でいっぱいで、ワークショップに参加したり、熱帯雨林を探検したりと盛りだくさんの1週間を、友達と一緒にたくさんの思い出を作りながら、貴重な学びを得ることができました。

旅の始まりは、Dr Terence McAdamsによるワークショップからでした。

ここでは、チームで協力しながら「社会的推論」や「チーム開発」、「対人スキル」について学んだほか、人工知能(AI)の仕組みや、現代社会での活用方法についても探りました。

その後、いよいよボルネオ島へ出発!大冒険のスタートです。

火曜日は、自然界がどのようにデザインやテクノロジーの発想に影響を与えているかを学ぶワークショップから始まりました。

午後は「レインフォレスト・ディスカバリーセンター」を訪れ、昼間のジャングルを探検しながら、ボルネオの植物や動物について学びました。

夜にはガイド付きのナイトウォークに参加し、ムササビやカワセミなどの鳥、そして世界最小の霊長類を含む珍しい生き物たちを観察することができました。

水曜日はボルネオ・サンベア保護センターを訪問!

このセンターは、Dr Wong Siew Teによって設立されたもので、彼は1998年からマレーグマの研究を続けています。博士からは、マレーグマの生態や保護活動について直接教えてもらいました。

彼とチームはこれまでに13頭のマレーグマを野生に戻すことに成功しているそうです!

さらに、私たちはエンリッチメント・ワークショップで、マレーグマたちが遊ぶためのおもちゃを手作りしました。

この活動を通して、友情とチームワークも深まりました。

その後はセピロック・オランウータン・リハビリセンターを訪れ、木の上を自由に動き回るオランウータンたちを観察。ちょうど食事の時間で、母親と子どものオランウータンを見ることもできました!

木曜日は、サバ州で最も長い川、キナバタンガン川へ向けて約2時間のドライブ。

到着後は、バティック(布絵染め)体験などの文化活動を楽しんだあと、ボートに乗って川をクルーズしました。

クルーズ中には、ワライカワセミ(世界最大のカワセミ)やベビーワニ、大きなワニ(なんと7メートル近く!)、ロングテールマカク、ピグテールマカク、シルバーリーフモンキー、そしてボルネオの名物・テングザルなど、たくさんの動物を見ることができました。

さらには、ピグミーゾウの足跡や通った跡も発見!野生の生命を間近に感じる貴重な体験となりました。

このボルネオ研修旅行は、楽しさ・学び・冒険がぎゅっと詰まった一生忘れられない体験でした。

友情を深め、自然を守ることの大切さを学び、世界を見る新しい視点を得ることができました。

熱帯雨林の探検から動物たちとの出会いまで、この旅は私たちにとって本当に特別で、努力と待ち時間が報われた素晴らしい時間でした。

Mishel Yasharah. A & Zoe Arizona H.
Year 8 Students