成長と変化の一年|エプソムのボーディングライフ

この一年、エプソムのボーディング(寮生活)は非常に活気に満ち、拡大の年となりました。ボーディングは私たちのコミュニティの中心であり、生徒たちが安心して過ごせる環境の中で、友人やスタッフと深いつながりを築き、「自分の居場所」と感じられることを何より大切にしています。

エプソムでは、一人ひとりの個性を尊重することを重視しています。ルールやルーティンを通じて生活に規律を持たせつつも、生徒の多様な個性を認め、自信と人間的成長を促すことに誇りを持っています。

今年最も大きな変化の一つは、女子寮の拡充です。生徒数の増加に伴い、新たに「ウィルソンハウス(Wilson House)」を開設。Mrs Redwood-Loud先生を新たにお迎えし、彼女のリーダーシップのもと、ウィルソンはすでに温かく活気にあふれた空間となっています。まだハウス対抗戦への出場はありませんが、新年度には、黒と白のハウスカラーをまとって堂々と参加する姿が見られることでしょう。Crawfurd や Rosebery の皆さん、ご注目を!

この新しい寮の開設は、キャンパス全体のボーディング再編プロジェクトの一環です。4棟からなる新ボーディングコンプレックスは、現在、Wilson、Crawfurd そして Roseberyの3つの女子寮として活用されています。新しい寮への移行は決して簡単なことではありませんでしたが、生徒・スタッフ・保護者の皆様のご理解と柔軟な対応に深く感謝申し上げます。こうして新しい寮が早くも「本当の我が家」と感じられる場所になったことは、まさにエプソムの精神の証といえるでしょう。

また、新設寮の中庭の設計により、ハウス同士の交流も活発化。共用スペースでの食事や交流イベント、ハウス内外でのアクティビティもより盛んになりました。

2025/26年度には、新たに男子上級生(Year 10〜13)を対象とした「フォレストハウス(Forest House)」の開設も予定されています。場所は旧Crawfurdの建物を活用します。

生徒数・ボーディング人口の拡大とともに、Mr Long 率いるボーディングチームは、今後も生徒の心身の健やかな成長と社会性・学業の成功を支える環境づくりに尽力してまいります。

Mrs Katherine Fowler
Deputy Headteacher, Pastoral